白状しますと、読書記録を一度やめてしまったことがあります。子どもが1人のときはアプリでこまめにつけられていたのに、2人、3人と増えるにつれて、記録が追いつかなくなってしまいました。上の子の分を入力している間に下の子が泣き出し、結局その日の記録はつけずに終わる。それが何日か続いて、気づけばアプリを開かなくなっていました😢
🤔 なぜ続かなかったのでしょうか
今振り返ると、理由ははっきりしています。「毎回ちゃんと記録しなきゃ」と思いすぎていたんです。タイトルや著者を几帳面に入力しようとして、その手間自体が負担になっていました。3人分の読み聞かせのタイミングがバラバラなわが家に、そんな余裕はそもそも存在しなかったのだと思います。
✨「読めたらOK」にしてから、ぐっと楽になりました
しばらく記録自体をお休みしていたのですが、あるとき「今月何冊読んだんだっけ?」と分からなくなっていることに気づきました。それで再開したとき、ルールを1つだけ変えました。「その日に完璧に記録する」のをやめて、「読めたら記録する、読めなくても気にしない」というくらいのゆるさにしたんです。
これだけで、驚くほど気持ちが楽になりました。週末にまとめて数日分を入力することもありますし、抜けている日があっても気にしません。記録は「義務」ではなく、あとから振り返って「意外と読んでたな」とにっこりするための、ただのメモだと割り切ることにしました📝
📷 手間を減らす工夫は、ちゃんと効きます
もう1つ効果があったのは、入力の手間そのものを減らすことでした。バーコードをスキャンするだけでタイトルや表紙が自動で入るようにしてから、3人分の本が並行して増えていっても、以前ほどのストレスがなくなりました。几帳面さを手放して、仕組みのほうに頼る。これが、わが家にとっての続け方でした。
続けられるようになった工夫を、図でまとめます。
📝 記録する項目は、「最小セット」から
「何を書けばいいのか分からない」ことが、続かない理由になることもあります。まず、次の3つだけで、十分です。
| 項目 | 書き方の例 | 手間 |
|---|---|---|
| タイトル | バーコードで読み取る、または手入力 | ほぼなし |
| 読んだ日 | その日の日付(まとめて入力でもOK) | ほぼなし |
| 誰が読んだか | きょうだいなら、名前や「みんなで」 | ひと言 |
余裕のある日だけ、次の項目を足してみてください。
| 項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| ひとことメモ | どのページで笑った?どこで止まった? |
| 子どもの反応 | 何度も読んでとせがんだ、途中で眠った、など |
| 気になったこと | 「また借りたい」「買ってもいいかも」 |
🗓️ 続けるための、小さなしくみ
記録を続けるには、「思い出すきっかけ」を、先に決めておくのが効果的です。
- 週に1回、決まった曜日にまとめて入力する:たとえば、日曜の夜など
- 入力は、バーコードの読み取りを使う:タイトルを打つ手間がなくなります
- ひとことメモは、「書けたら書く」:書けなくても、記録は成立します
- 月に1回、見返す日を作る:眺めるだけでも、続けた手応えが生まれます
「同じ本を二重買いしない方法」で紹介した、買った日に登録する習慣と組み合わせると、さらに続けやすくなります。
🕰️ 記録していて、よかったこと
一番よかったのは、子どもが小さい頃に読んでいた本を、あとから振り返れることです。
子どもが成長すると、以前どんな絵本を好きだったのか、どんな反応をしていたのか、意外と忘れてしまいます。何度も同じページを読んでいた本や、特定のセリフで毎回笑っていた本など、そのときは当たり前だったことも、時間が経つと、懐かしい思い出になります。
特に3人いると、誰がどの本を好きだったのかが、混ざってしまいます。上の子が好きだった本を下の子にも読んでいると、「これはお姉ちゃんも好きだったな」と思い出すことがあります。
読書記録は、何冊読んだかを数えるためだけのものではない、と思っています。子どもが大きくなったときに、「小さい頃はこんな本が好きだったんだよ」と、一緒に振り返れるような記録を残せたらいいなと思います。
💌 これから始める方へ
もし今、読書記録を始めようとしているなら、最初から完璧を目指さないほうがいいかもしれません。私のように一度挫折してから、ちょうどいい緩さにたどり着く方も多いはずです。続かなかったからといって、ご自分を責める必要はまったくありませんよ🌷