『だるまさんが』で笑い転げる2歳と、おばけに真剣な顔で向き合う5歳

2026-08-01

同じ絵本棚から本を選んでも、2歳と5歳では反応がまるで違う。3人のきょうだいを見ていると、それがよく分かる。

2歳児と『だるまさんが』

次女は『だるまさんが』シリーズを、数え切れないほど繰り返し読んでとせがんでくる。特に「どてっ」のページになると、毎回同じところで笑う。動きを真似して、一緒に体を揺らしたりもする。ストーリーを理解しているというより、リズムと繰り返しそのものを楽しんでいるのだと思う。この年齢の子には、意味の分かりやすさより、体で反応できる「間」があるかどうかの方が効いている気がする。

同じ次女には、もう1つ面白いクセがある。どんなに好きな本でも、ページの順番を飛ばすと本気で怒る。最初から最後まで、決まった順番で進むことに強いこだわりがあるらしい。この年齢は「新しい発見」より「いつも通り」の方が安心材料になるのかもしれない。

5歳児と『おばけのてんぷら』

一方、長女は同じ絵本でも受け取り方がまったく違う。『おばけのてんぷら』を読んでいたとき、「ママ、おばけってほんとはこわくないんだよね?」と急に聞かれたことがある。そこから「じゃあなんでこわいと思うの?」という会話に発展した。ただ物語を追うだけでなく、そこに書かれていないことまで考え始める。ストーリーの奥にある感情や意味を拾えるようになるのが、5歳前後の絵本の楽しみ方なのだと感じた瞬間だった。

長女にはもう1つ特徴がある。気に入った言い回しをそのまま日常会話に持ち込むのだ。「そんな言葉どこで覚えたの?」と驚くことが何度もある。本の中の表現が、そのまま生活の語彙になっていく様子を見られるのも、この時期ならではだと思う。

0歳児は、まだ「見ているだけ」

3人目はまだ0歳で、絵本に対する反応は少ない。それでも、上の子たちが読んでもらっているときはじっとこちらを見ている。何かを受け取っているのか、まだ分からない。ただ、上の2人がそうだったように、いずれ何かのタイミングで反応が返ってくる日が来るのだろうと思っている。

選び方に正解はない

年齢ごとの傾向はある程度あるとしても、結局は目の前の子どもがどう反応するかを見るしかない。同じ月齢でもこだわりの強さや好みは全然違う。うちの場合は、繰り返し読んでとせがまれた本を覚えておくことが、次の1冊を選ぶ一番のヒントになっている。

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